nature-angel’s diary

月のリズムで過ごしながら、オラクルなメッセージをお届けします

易経から学ぶ自然の中のエネルギー 天水訟 てんすいしょう

 

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易経の記号は、六つの陰陽の組み合わせ。

 

自然の中にあるエネルギーと惑星のエネルギーも合わせて考えて行きたいと思います。

 

今回は、「天水訟 てんすいしょう」です。

天水訟は、記号を三つずつ上下で見ると、前回の「水天需 すいてんじゅ」の逆バージョンです。

エネルギーの解釈など、「水天需」と同じ部分が多く、内容が重複しますことをご了承ください。

尚、自分なりの解釈をしているので、一般的な解釈と異なるかもしれません。

 

 

 

「天水訟 てんすいしょう」とは?

 

田中恵祥さんのサイト

恵祥先生のしあわせアカデミー − 易・易学・易占い・易経・周易

から、引用させて頂きました。

 

卦  辞
訟有孚塞。惕中吉。終凶。利見大人。不利渉大川。
(しょうはまことありてふさがる。おそれてちゅうすればきち。おわればきょう。たいじんをみるによろし。たいせんをわたるによろしからず。)


運  勢
「訟」は訴える。「惕」は天命を尊重すること。「天水訟の時、誠があっても塞がって通じない。天命を尊重して中止するなら吉。最後までいい分を貫こうとすれば凶。有識者に相談することだ。大川を渡ってはならない」。この卦は訴訟を表わし、したがって、天水訟の時は激しい対立やもめ事のある時です。こうした時は、互いに我を張って平行線のままですから、あなたのほうから折れて和解策に転じる心構えが賢明です。また、是が非でもやり遂げようと頑張ることがかえってマイナスになる時です。第三者に相談するなどして、冷静に考え、強引なやり方は改めること。

 

易経六十四卦の解説 より

 

こういうの、経験あるかも。

 

「絶対に自分が正しい!」と思っていても、自分の方で身を引かならなければならない時のつらさ。

社会では、理屈や正論が通らないこともあります。

 

私には、とてもつらい経験でした。

でも、それを乗り越えることで、わかることも大いにありました。

(第三者にまかせたことと時間の経過が解決に向かった)

経験してみるものですね。

 

今、考えてみると、人にはそれぞれの立場があり、仕事があり、人生があり、その人自身はその人なりに頑張っているもの。

 

 「正しい」と思えないことでも意味はあるということ。

「正しくない」と思うことからも学べることはあるということ。

 

「正しくない」「嫌だ」と思うことは真似しなければいい。

でも、それをやっている人自体は変えられない。

究極を言えば、変えられるのは、自分のことだけ。

 

人は誰でも”選択の自由”という権利を持っています。

でも、選択したものにはその人に責任があり、何らかの形で責任を取ることがあるのでしょう。(それがエネルギー的には「カルマの法則」)

もしかしたら「裁く」という行為は人がするものじゃないのかもしれない、とも思います。

 

訴訟で費やすエネルギーは莫大なものとなり、長い間争うことは損害ばかりが大きくなると「天水訟」は言っています。

でも、自分の立場や正当性や損害を伝えることは必要だとも「天水訟」は言っています。

 

 

「天水訟」は「水」と「天」のエネルギー

 

易経の記号は、陰と陽のエネルギー(陽:―  陰:‐ ‐)を六つ組み合わせたもの。

 

以下は天水訟の場合

 

また、上下三つずつの組み合わせで、自然の中にある八つのエネルギー状態(天・沢・火・雷・風・水・山・地)を表します。これを八卦と言います。

 

八卦については、興味のある方はこちらをご覧ください。

太極・陰陽・八卦の解説

 

まずは下の三つ(易経は下から読みます)

 

易経 水

 

「水」です。

水は上から下へと流れるエネルギー。

いろいろなものを取り込んで浄化します。

また、水は姿を変える。

気体の水蒸気、液体、固体の氷になり、柔軟性に優れています。

スピリチュアルな意味では、水は感情を表します。

 

 

次に上の三つ

 

易経 天

 

「天」です。

「天」と言えば、「空」のこと。

空は地球の大気を通して見た宇宙。

空のブルーは、父性や神性、精神性の高さを表します。

また、「天」は頭上の広い空間や天命も表します。

 

 

「 水」と「天」と惑星のエネルギー

 

易経で言う「水」は「水星」と関連します。

水星は「知識」や「知性」「コミュニケーション」「言語」「素早さ」に関連します。

 

易経で言う「天」は「金星」と関連します。

金星は「愛」や「美」「バランス」「調和」「つながり」「人間関係」に関連します。

 

「天水訟」は「天命を受け入れる」ことに関係します。

これは、ネガティブな状況に関連し、思うように物事が進まない時、

水のような柔軟性と水星のごとき素早さを持って、周りの関係とのバランスや調和を取る行動(自分が折れる)こそが、「天命を受け入れる」ことになり得る、とも解釈できます。

 

また、どこまで訴え、どこで引くか、知的で冷静な判断と適切なコミュニケーションは人間関係に調和を与えることを「天水訟」は訴えているように感じます。

  

 

内側と外側のエネルギー

 

下の三つの組み合わせは「内側」あるいは「内面」を表し、上の三つの組み合わせは「外側」あるいは「外見」を表します。

 

「天水訟」の場合は、「内面」が「水」で「外見」が「天」です。

 

「天」は、人生とか運命とか、そういうものを表しているように思います。

宇宙のエネルギー、宇宙の進化、大いなる存在、人の力ではどうにもならないこと、あるいは自分の力だけではどうにもできないこと。

 

自分の外側に流れるエネルギー。

だけど、自分の内側ともつながっているエネルギー、存在。

 

天使は”風”と関係あるけど、「天」も”風”のようなものかもしれない。

また、「天」は「高貴な人」を表すので、気品のある態度や冷静な様子を表しているのかなと思います。

 

スピリチュアルな解釈では、「水」は感情を表します。

 

内側に流れる感情は、行動を促すけれど、良き行動を妨げることもある。

感情に流された行動には気をつけなければならない。

 

「水」も感情も常に流れている。

「水」は動かないとドンドン濁って来て、浄化作用が働かない。

感情もドンドン流さないと、ドンドンつらくなるのかもしれません。

そういう意味で「水」と感情はどこか似ている。

 

「内側では湧き出る感情を流しつつ、

外側のどうにもならない状況を受け入れ、冷静に対処する」

 

そういう態度が望ましいと「天水訟」は言いたいのだと思います。

 

 

おわりに

 

「天水訟」は今の自分だったら、大切だなと思えるけれど、経験する前は全く理解できなかったこと。

 人生の妙味というか。

何でも経験してみるものですね。

 

では、今日も穏やかな気持ちで過ごせますように!

 

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