nature-angel’s diary

月のリズムで過ごしながら、オラクルなメッセージをお届けします

易経から自然の摂理、先人の知恵を学ぼう! ‐ 書籍 『超訳・易経』

nature-angelです。

 

易経って、ご存知ですか?

「占い?」と思ってる?

私も「占いかな?」と思っていたけど、それは易(えき)です。

 

易経は、森羅万象の法則を解説した書物で、先人の知恵が詰まった教えでもあるんだと、この本を読んでわかりました。

 

この本を読んだ時は、数年前くらいだったと思いますが、

それは、すごくつらい気持ちになってた時で、すごく慰められたのを覚えています。

 

「大きな視野で見ると、物事には規則性があり、良い事も悪い事も必ず巡って来る」

 

易経は、ちょっと難しいなと思うのですが、この本はわかりやすく書かれています。

うまく説明できるかわかりませんが、思い入れのある本なので、頑張って書きます!

 

 

 

 

易経とは?

 

四書五経の一つ。

中国最古の思想哲学の書。

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」とは、易経から来たもの。

易経には、64種類の卦(か)がある。

 

易占いと呼ばれるものは、易経とは異なり、

筮(ぜい)を立てて得た卦から、問題対処の方法を探るもの。

 

私も勘違いしていたんですが、”易(えき)”と”易経”は違います。

易者って、易で易占いをする人のこと。

易経は、様々な状況に対処するための教えが物語風に書かれた書物なんですね。

 

64種類の卦というのは、ハ卦と呼ばれる「陰」と「陽」の8種類の状態を示し、

「8 × 8 = 64」という8種類の状態をダブルに組み合わせたものなんです。

もう少し詳しく言うと、その8種類の状態の中身も「陰」と「陽」の組み合わせになっています。

「陽」=「一」、「陰」=「‐‐」のように表され、これが三本並んで一つの卦となっています。

三本並べるのは、「天」と「地」に「人」が加わるということです。

深いですね。

 

とにかく、ざっくり言うと、「陰」と「陽」の様々な組み合わせを64種類に分けて説明してあるってこと。わかったかな?

 

「三」みたいな記号(卦象と呼ばれる)だったりするんだけど、こういう記号が8種類あって、二つずつ組み合わせてるんだよ。

それが載ってるサイトがあったので、参考までに載せておきます。

 

太極から八卦ができるまで | 易経ネット

 

 

具体的には?

 

64種類の卦の中から、この本の中で詳しく書かれている「乾為天」と「坤為地」について具体的にご紹介します。

 

予備知識

  • 64卦の一つ一つは「卦名」と呼ばれる名前がついている
  • 一つの卦の最初には「卦辞(かじ)」と呼ばれる内容を簡単に示す題名のような言葉が示されている
  • 「卦辞」のあとに、詳細を説明するため、「爻辞(こうじ)」と呼ばれる文章が示され、6つの章仕立てで物語が進行する

 

 

乾為天(けんいてん)

 

こういう漢文的な表現、すごく好きなんですよね^^カッコいいと思ってしまう。

 

「乾為天」は、全て「陽」の要素からなっている「陽」の象徴とも言える状態です。

 

ここに示される物語は、龍の成長の物語。

 

卦辞は、「乾は、元(おお)いに亨りて貞(ただ)しきに利(よ)ろし」

この意味は、次の通りです。 

 

天の働きによってものごとは正しく、健やかに大きく循環して通じて行く

 

超訳・易経  自分らしく生きるためのヒント<超訳・易経  自分らしく生きるためのヒント> (角川SSC新書)』より

 

 

爻辞は、これも上記の書籍から引用します。

 

  1. 潜龍 ― 志を抱く
  2. 見龍 ― 師に見習って基礎を学ぶ
  3. 終日乾乾 ― 毎日、基礎をくりかえし実践して技と応用を身につける
  4. 躍龍 ― 独自の技をもって、いままさに天に昇ろうと跳躍する
  5. 飛龍 ― 雲を呼び、雨を降らせて人々を養う。志を達成する
  6. 亢龍 ― 驕り高ぶって昇りすぎた龍。くだり龍になる

 

何となく、言いたいこと、わかりますよね! 

 

ここでの龍の役割は、雨を降らせること。

 

雨を降らせることにより、人の役に立つ。

それが龍の夢だった。

それが叶った後が問題。

調子に乗って高く飛びすぎたら、雨を降らせることができない……。

 

上に昇るということは、「陽」のエネルギーの性質を表しています。

男性性のエネルギーですね。

 

結局、「陽」のエネルギーばかりではなく、「陰」のエネルギーの部分も使うことが必要ですよ、ということらしい。

 

 

坤為地(こんいち)

 

卦辞:「坤は、元(おお)いに亨る。牝馬の貞に利(よ)ろし」

 

坤為地(こんいち)

 

逆境にさからわずむしろ徹底的に受け容れ、したがうことで、

新たな道が開け、ものごとは通じていきます。

 

竹原亞希子『超訳 易経』(角川SSC新書)

 

坤為地は、乾為天と全く逆で、全てが「陰」の要素で満たされている状態です。

女性性のエネルギーが強いということですね。

強いというか、最大。

「受容」

この一言に尽きますね。

 

牝馬とは、天の恵みを受け入れる大地のたとえ。

大地は、天からの恵みを迷いも疑いなく、全て受け入れる存在です。

人の場合、どのようなものを受け容れ、どのような態度でもって接していけば、良い方向へと間違いなく進めるのかを説いているのが、「坤為地」なのです。

 

爻辞の引用です。

 

  1. 霜を履(ふ)みて堅氷至る。(中略)悪習に馴染んでいけば、道は窮まる。はじめに注意しなければならない。
  2. 直方大なり。習わずして利(よ)ろしからざるなし。(中略)真っ直ぐでぶれない正しい姿勢を身につけたなら、なにかに習わなくても道を違えない。
  3. 章(あや)を含みて貞にすべし。(中略)実力があっても、また手柄をたてても、ひけらかしてはならない。
  4. 嚢を括る。咎もなく誉れもなし。(中略)よけいなことは言わず、賢明に口を慎む。そうすれば名誉はなくても害は及ばない。
  5. 黄裳(こうしょう)、元吉なり。(中略)権威あれども驕らず、功あれども誇らない。それは美しい徳が内にあるからだ。
  6. 龍野に戦う。その血(ち)玄黄(げんこう)なり。(中略)したがう者が自分が王だといって戦いを挑めば、その道は窮まる。

竹原亞希子『超訳 易経』(角川SSC新書)

 

爻辞の文が少し長いので途中、省略しました。

 

良い習慣、正しい姿勢、謙虚、余計なことは言わない。

そんな感じでしょうか。

 

ここで、重要なことの一つは、

「陰」は「陽」に正されないと方向転換できないらしい。

悪習慣を積み重ねると、直すのは困難極まるということです。

 

そして、「陰」の時は、無理に行動せず、自分の役割に従い、状況を受け容れて、謙虚に過ごすのが大切だと言っています。

 

「陰が極まれば、陽に転ずる」

これが、易経の教えのようです。わかるような気がするな。

簡単に言えば、修行下積み時代という感じかな。

何かに習熟する過程では、そういう時期って、必要ですよね。

 

でも、人生で「陰」の要素が多く長く続く時、大変すぎるという印象。

それでも、「陰」を多く積むと「陰徳」というものが身につくらしい。

 

 

好きな言葉

 

易経の「坤為地」の説明の中で出てくる「陰徳」という言葉があります。

「陰」の時代を極めれば、「陰徳」が積まれていき、内からにじみ出てくる何とも言えない美しさがあると言います。

 

私自身、自分の人生や役割が「陰」そのものだと思うところもあり、

「陰徳」という言葉に出会った時は、とても嬉しい気持ちになりました。

そして、憧れの気持ちもあります。

 

きっと、徳って、人間のオーラの領域に刻まれていくのだと思います。

だから、何とも言えない美しさとして、人は感じる。

そう思いませんか?

  

 

おわりに

 

実は、易経のことを知ったのは、ある講座に参加していた時です。

外国から来ていた講師に”イーチンを読め”としきりに何回も言われたことで興味を持つようになりました。

この本を改めて読んでみると、易経はエネルギーの解説書とも言えるかもしれません。もう少し、研究してみようかな。

 

自然の摂理、大きな視野で物事を見ることは、人生が嫌になった時、長く感じる時には特に力になると思います。

やはり、人間も自然の一部ですから。

 

 

では!

 

 

 

Copyright © nature-angel,all rights reserved.